狩人 森山大道写真集成

商品説明

月曜社より2019年9月21日に刊行された写真集で、著者は森山大道です。
日本を代表する写真家として47年間第一線で活躍する森山大道が、1972年に発表した「三沢の犬」・「何かへの旅」・「国道シリーズ」の三部作の中から代表的なイメージ写真のみを選りすぐってこの狩人に収められています。

発表当時で銀塩写真のモノクロ版でしたが、今作の写真集では新たにデジタル加工がなされており、「三沢の犬」編に収録されているものはフォトグラフィックとして見ることもできるのが特徴。アナログ写真家からデジタル写真家へと転生した森山大道の、新たな試み読み解くことができる1冊といえます。

全125ページのうち、後半部分はこの写真集のための撮りおろしになっていて「狩人」編となっています。巻末では森山大道の写真に対する思いと今後引き継いでいきたい感性の伝承についても文面で記載されているので、ファンにとっては森山大道の心理を理解できる貴重な作品でもあります。