オールドリール

ブックス一歩店長高宮です。以前釣り関係の本を沢山お売り頂いたお客様から、整理するとの事で、古いリールを買取りました。元々古本屋をやる前は、個人輸入で釣り具も扱っていましたので、しばらく手元に置いておりました。

最近の日本製、ダイワやシマノのリールは、巻くときの音もサイレントの物が非常に多いのですが、オールドリールは「チリチリ」「カリカリ」などそのメーカー、機種によって糸を巻く時に音がなります。写真のスウェーデンの老舗メーカー「ABU社」のオールドリールには自然の中、静寂な空間に少量の「チリチリ」音が響き心地良い雰囲気で釣りを楽しめます。

一般的に釣り＝魚を釣るというイメージで最新の道具で大物や数を釣るのがメインだと思います。

一方で古い道具をあえて使って楽しむ釣り方もあります。古いグラスファイバーのロッド、鉄製で重いオールドリール、木製のオールドルアーで雰囲気を楽しみつつ1匹に出会うための釣りは、大人の楽しみの部類に入るのでしょう。写真に載せているリールは勿論下の釣り方で楽しむものです。

このリールで、静かな湖面上、木製のトップウォータープラグ投げると非常に楽しいと思います。まさに「プライスレス」です。